
オカムラ歯科 渋谷医院
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火・水・木・金 | 10:00-13:00 |
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休診日
日曜日・祝祭日
(※都合により当面の間、18:00-20:00の夜間診療は休診となります。)
アンチエイジング Category 8
当院のアンチエイジングとは?
■抗加齢医学・抗老化医学
■オプティマルヘルス
■オーラルジェロントロジー
アンチエイジングは審美歯科のイメージを持たれる方が多いようですが、当医院ではアンチエイジングを東洋医学の観点から捉え、漢方やサプリメントを取り入れた治療を行っております。
アンチエイジングの基本は「養生」から
東洋医学の考えでは、老化を早めるのは「腎気の虚損(過労のため肉体が衰弱し、精神の困憊している状態)」が原因であるとされています。漢方はあくまで薬であり、「老化させない=アンチエイジング」の基本は、養生(日常生活でできる心がけ)が大事ということになります。紀元前に中国で書かれた「黄帝内経素問」でも、養生することで老化を和らげる、すなわちアンチエイジングになるという考え方が書かれています。
養生法を意識して健やかに
東洋医学では、四季の移ろいに合わせた養生法や、食事・心身にまつわる詳細な養生法などが伝えられています。これらは昔の人の知恵や経験を生かした健康法で、これを心がけることによって身体の中からはつらつとなって、アンチエイジングにもつながることが期待されるのです。
『黄帝内経素問による四季の養生とは
春はあらゆるものが活動的になります。夜更かしをしても良いですが、朝は早めに起きて散歩するなど活動を開始しましょう。春の陽気を取り込めるよう、ゆったりした髪型や衣服で身体をのびのび動かします。春の養生法を守らないと肝臓が障害され、夏に病にかかりやすくなると言われています。
夏は夜遅く寝て、朝早く起きます。怒らず慎み、気持ちを落ちつけて過ごしてください。夏に養生しないと、秋になって心臓病や肺の病気になりやすくなります。
秋は、実を結ぶ季節なので早寝早起きをします。心穏やかにして発散はせず、冬に備えましょう。これに背くと秋以後に風邪をひいたり、下痢をしやすくなります。
冬はすべてが静かに閉じこもり、眠りに入ります。夜は早く寝て、朝はゆっくり起き、寒い所を避けます。気を発散させるようなことはせず、じっと静かにしているのがよいでしょう。運動や発汗はおさえてください。冬に養生しないと腎を損ない、春に手足が萎縮して冷える病気になりやすくなります。』
『食養生とは
食の養生のため、一口30回以上はよく噛みましょう。食事は腹八分に抑え、冷たいものや油っこいもの、辛いもの、また酒も摂りすぎないようにします。アイスクリームや生野菜は身体を冷やすので控えましょう。季節の旬の物を食べるのもオススメです。一番よいのは塩分を控えた和食です。』
『心身の養生とは
怒りや悩みなどにとらわれず、心を安らかに保つ努力を重ねます。適度な運動で身体を動かし、発散させることが良いとされています。勝ち負けにとらわれないスポーツやカラオケなども良いでしょう。』
オプティマルヘルスとは
オプティマルヘルスとは、その人にとって「最高・最善の健康状態」という意味です。
これまで健康状態は、病気と病気でない状態の二つに分けて考えるのが一般的でした。しかし、予防医学の観点から考えた場合、病気でないことは、必ずしも「健康な状態」を示すわけではありません。
一人一人、年代や生活環境によって身体の状態は異なりますが、その人にとっての「最高・最善の健康」を保つためにはどうしたらよいのか?それがオプティマルヘルスの考え方です。
これは、心も身体も生き生きとしていて、人間として最高(オプティカル)の健康状態であることを示し、70歳なら70歳で作りうる最高の健康、80歳なら80歳の、50歳なら50歳の、つまりその時その時の年齢での最高の健康状態を表している言葉なのです。
オーラルジェロントロジーとは
ジェロントロジーとは、「老年学」「加齢学」とも訳される、加齢と高齢化に関する学問のことです。
人は年を重ねると、体の衰えや社会生活に支障をきたす事象が増えてきます。長く生き続ければ、誰もが避けることのできない道です。
オーラルジェロントロジーとは、高齢者の抱える問題を解決するために、医学・心理学・社会学・経済学などあらゆる学問が協働して、口腔の見地から解決を図ることを目的としています。