
オカムラ歯科 渋谷医院
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むし歯 Category 8
むし歯治療
むし歯とは?
口の中のバイ菌(ストレプトコッカス・ミュータンスという細菌)が“食べかす”や“糖分”から歯垢(プラーク)を作って歯を溶かしていく病気です。

虫歯治療とは
虫歯治療はまず、う蝕部位の歯質を切削し、その後歯科修復材料(レジン、金属やセラミック)で形態を修復するということになります。
むし歯は、口のなかに常在している細菌の感染により歯質が軟らかくなり崩壊していく病気で、口のなかにいる細菌、砂糖を含む食物、むし歯になりやすい歯質、の3つの要因が重なって発生します。
食事後に歯に付いた食物の汚れをきちんと取らないで放置しておくと、その汚れが何層にも重なって細菌といっしょに歯の表面に付着しますが、この付着物をプラークと呼び、プラーク内にある糖が細菌によって分解され酸をつくります。この酸が、歯の表面にあるエナメル質という硬い部分を軟らかくしていき、これを脱灰(だっかい)といい、初期のむし歯の発生となります。
むし歯は一般に、ゆっくりと進行する慢性の病気です。始めにエナメル質が脱灰し、そののち徐々に象牙質(ぞうげしつ)、歯髄(しずい)へと進んでいきます。むし歯がエナメル質にとどまっている場合には、ほとんど症状はありませんが、象牙質へ進むと、冷たい食物の摂取時にしみたり、硬い食物を噛んだ時に少し痛みを感じたり、エナメル質が崩壊して穴があいたりする症状が起こります。歯の表面が、粗くザラザラした感じがすることもあります。なお、むし歯が歯髄へ到達すると、さまざまな痛みが起こってきます。放置しておくと、歯髄炎(しずいえん)を併発して強い痛みを感じるようになります。
むし歯の診断には、(1)肉眼で判断する(視診)、(2)先端が細くとがった器具で触れる(触診)、(3)X線写真を撮影する(X線診)、(4)う蝕検知液で染める、(5)微量な電流を流して抵抗値を調べる(カリエスメーター)、(6)レーザーを当てる、などの方法がありますが、むし歯を診断するにはこれらを組み合わせて行うのが一般的です。
また、むし歯を引き起こす細菌としてミュータンス菌が注目されていますが、これは病原菌ではなく口のなかに普通に存在しているので、なかなか排除することはできません。そこで、他の要因である砂糖をあまり多く摂取しないようにすること、そしてプラークをつくらないように食後に正しく歯をみがくことがむし歯予防に重要となりますが、もしむし歯と感じたら、できるだけ早く歯科医療機関を受診するべきで、現在は、むし歯の進み方が軽いほど歯を削る量も少なく痛みもほとんどなく、処置も短時間ですみます。(Yahoo)