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オカムラ歯科 渋谷医院
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漢方サプリネット

漢方サプリネット

デンタルトリビューン誌
「漢方サプリメントと健康ドックシステム」
 岡 村 興 一
オカムラ歯科医院 (東京都)
  日本歯科東洋医学会・認定医
日本抗加齢医学会・認定医
日本臨床栄養協会・認定サプリメントアドバイザー

近代医学(西洋医学)と伝統医学(東洋医学)の共生・結合を図る対象領域として最も代表的なものは漢方と鍼灸であるが、「医食同源」「薬食同源」の言葉が示すように食養生も重要な領域である。中国周王朝の制度習慣を述べた『周来』によれば、最高位の医師は「食医」で、現代の内科系医師、外科系医師に該当する「疾医」や「瘍医」よりもランクが上であったとされる。いずれにしても“食”の重要性は古くから指摘されており、“未病を治す”という考え方とあわせて、食養生は言わば健康の入口としての口腔を担当するわれわれ歯科医師においての医療実践ストラテジーとして恰好の領域と言える。

ところが東洋にある伝統的食養の考え方も、今や若い女性を中心としたサプリメントブームによりその本来の姿が霞んでしまっているかのようにみえる。その是非はともかくとして、現在サプリメント(栄養補助食品)などの健康食品産業は2兆円規模になるといわれるほど急成長している現状をしっかり認識する必要がある。しかし、これだけ一般に普及しているにもかかわらず、特定保健食品以外の健康補助食品は食品扱いであるがゆえに、必要量などの明確なガイドラインが存在しない。こうした状況において、クリニックにおけるサプリメント“ドクターズサプリ”の位置づけは重要で、その評価にあたっては、エビデンスを考慮した口腔検診や口腔ドックのなかに組み込まれてしかるべきものである(図1)。しかもサプリメントはその性格上、現在の疾病リスクを診る二次予防ドックではなく、将来の発症リスクすなわち一次予防に特化した予防医療ドック(健康ドック)を通じて応用されるのが望ましいと思われる。

  私どもの医院で導入しているサプリメントに関わる主なドック・検診システムとしては、メディカルインテグレーション社のサプリメント及びビタミン・ドックシステム(図2)、ボディプランニング社の「DEMECAL」予防医療ステーションシステム(図3)、そしてPTPシステム研究所の「漢方サプリネット」システムである。

  サプリメントドックの中身は、1.活性酸素2.抗酸化力3.ホルモンバランス4.ホモシステイン関連5.ビタミンバランス6.ミネラルバランス7.免疫バランス8.生化学・血液一般9.体全体のバランスの9領域で70項目66表示となっており、DEMECAL予防医療システムでは、生化学血液検査14項目で、糖代謝(血糖値・HbA1c)・脂質代謝(総コレステロール・中性脂肪・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール)・肝機能(GOT・GPT・γ-GTP)・腎機能(尿素窒素・クレアチニン)・その他(尿酸・総タンパク・アルブミン)となっている。「漢方サプリネット」は筆者の研究所における造語で、漢方の考え方(日本漢方・食養、中医学・中国薬膳)にある「証」をベースにした食養の『個体特性』、医薬品の範囲に関する基準にある健食素材(サプリメント)の『薬食区分』、そして食育のネットワーク化という三つの概念を総合した内容をもつものである。消化管の最先端露出部である口腔は、食の捕捉、摂取、咀嚼、嚥下という動的プロセスのなかにあって重要な役割を担っているが、「食の特性」とそれを取り込む「個体の特性」を調和させる必要がある。

  ここでいう漢方サプリメントは個体特性に合わせたオーダーメードの配合を旨とするため、その配合方法(配合パターン、成分本質である原材料の材型)や個体特性を把握する方法(身体情報)は中国薬膳の食療・食養の考え方によるところが大きい。医療系サプリメントのダイナミックな応用を図るためには、西洋的な予防・健康ドックのデータ(標準値・平均値)と漢方にある個体特性(個別性)との整合性が今後の課題といえる。

“食医”にもっとも近い口腔医(口腔内科医)の職域がもっと社会に認知されるためにも、東洋(伝統)医学と西洋(近代)医学を共生・結合させた新たなドクターズサプリメントの応用領域として、「漢方サプリメント」のネットワークの構築が必要であると思う。

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