前回、甘酒作りの発酵するまでを書きましたが、
今回は、発酵から完成までです。
一夜明けました。
布巾を開けると、そこにはお粥でなく甘酒が!
色も黄色っぽく、そしてお粥のときはトロトロしていたのですが、
甘酒になるとサラサラしています。
途中でかき混ぜてる時に甘くなって良い匂いになっていますが、
出来上がりはお粥とは全く違うのがよく分かります。
私はここで発酵止めをします。
甘酒の麹菌が生きている限り、温度が低くても発酵は続くそうです。
このまま発酵が続くと、甘酒の甘みは無くなります。
麹菌やその他の作用により、どぶろくと呼ばれる濁り酒になるそうです。
さらに発酵が進むと、今度はお酒がお酢に変化するそうです。
発酵止めとは甘酒を沸騰させ、麹菌を殺してこれ以上発酵しなくさせる事です。
甘酒の状態で発酵止めをすると、グッと甘みが増します。
発酵食品って生き物なのですね。
ここで完成なのですが、私は最後にミキサーでお米の粒々をなめらかにします。
そうすると、とても飲みやすくなります。
ペットボトルに移して冷蔵庫で保存します。
一週間ぐらいで飲みきるようにしています。
(か)